発信元の種類 | バックスグループ |
電話の対象 | 年金保険滞納者 |
電話の重要度 | 比較的重要 |
折り返し電話の必要度 | 中度 |
主な電話の用件 | 年金支払いの案内 |
電話の評判・口コミ | しつこい |
番号の安全度評価 | 比較的安全 |
実は、わたくし恥ずかしながら過去に年金の払い忘れがありまして、その場合にこの番号から電話着信があって折り返しました。
その際に言われたのは「年金を払っていない事実を説明されたこと」があり、払うことを申し上げたときには「年金事務所のほうに伝えておきます」ということでした。
おそらくは、電話を担当された方が年金事務所に伝えるわけではなく、データリストの項目を入力しているのだと推定します。
それと同時に年金事務所側に対して未納者の要注意リストを作成する雑務をバックスグループ担当者が行っていることを考えると、年金支払いが出来ていない場合の無視は危険であることが分かります。
そんな立場から電話番号について調査したので役立ててください!
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電話番号08008087000の詳細【相手・用件・折り返し】
08008087000はバックスグループです。
「バックスってスターバックスとかオートバックスみたいなものなのか?」というささやかな疑問はあります。
事業者の名称が紛らわしいですが、実際にはこれらとは全然違います。
以下はバックスグループの事業者情報です。
会社名 | 株式会社バックスグループ |
設立 | 平成元年4月14日 |
資本金 | 423百万円 |
代表者 | 代表取締役社長 岡田 努 |
売上高 | 15,100百万円(令和2年3月期)(連結) |
従業員数 | グループ合計 339名(社員・契約社員合計/令和2年3月末現在) |
事業内容 |
|
※2021年1月25日現在の情報 バックスグループ会社概要より
バックスグループの事業内容に注目すると「公共案件の受託業務管理」とあり、これが08008087000の着信における主な用件です。
08008087000の用件は年金未払いに対する納付督励
08008087000の用件は年金未払いに対する納付督励(のうふとくれい:納付を監督して激励すること)です。
株式会社バックスグループ
日本年金機構から委託されているとのこと。https://www.jpnumber.com/freedial/numberinfo_0800_808_7000.html
年金未払いに対する納付督励について日本年金機構から委託されているということですが、実際に日本年金機構のホームページを確認するとその事実が確認出来ました。
現在委託している民間事業者
株式会社バックスグループ
ページID:150010-633-007-897更新日:2022年2月4日
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/shunoitaku/itaku-joho/itaku-gennzai/20150501-04.html
さらに日本年金機構のホームページでは委託業務の内容も明確にしています。
以下はその一部抜粋です。
委託業務の内容
(ア) 滞納者に対する国民年金保険料の納付督励
滞納者に対して、保険料が納付期限までに納付されていない事実の通知、納付されていない理由の確認並びに保険料の納付の勧奨及び請求に関する業務を行う。(イ) 滞納者に対する国民年金保険料の免除等申請手続の勧奨
滞納者に対して、保険料が納付期限までに納付されていない理由を確認した結果、所得がない又は極めて低額であるといった経済的な理由である場合、保険料の免除等の申請手続の勧奨に関する業務を行う。(一部抜粋)
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/shunoitaku/minkan-itaku/jissiyoko/20200813.html
委託業務の内容を見ると、まず年金の納付督励があります。
常用的に利用されない督励という言葉をここまで使ってきたのは、ここでの引用確認があるためでした。
また、滞納者対する国民年金保険料の免除等申請手続きも勧奨(かんしょう:よいことだとすすめて励ますこと。)してくれるということです。
ここで分かることは、バックスグループは督励や勧奨を行うということで、取り立てなどを行う立場にないということです。
08008087000は折り返し必要?
08008087000に折り返しは不要と判断しています。
というのは、年金の支払いなど手続きに関しては08008087000に折り返し電話をしても手続きをしてくれるわけではないからです。
その点で、08008087000に電話をするよりも年金事務所に電話をしたほうが良いでしょう。
おそらく、08008087000に電話をしても「年金を払ってください。年金事務所に連絡してください。」と言われるはずです。
また、年金を払っていても08008087000から電話が来ることがあるようです。
年金をちゃんと払ってるのにかかってきてるので、色々と問題がある気がします。
年金を払っているならば08008087000について特に気にする必要はないといえます。
08008087000を着信拒否して大丈夫か?
バックスグループは督励や勧奨を行う立場であることを考えると、年金を払っていない場合には着信拒否はおすすめできません。
というのも、バックスグループでは実質的に年金事務所の業務を圧縮するために行っている場合があるので、「年金を支払う意思がない」と判定されるリスクがあります。
そのため、年金を支払っていない場合で08008087000から電話が掛かってきた場合に折り返す必要はありませんが、年金事務所には必ず電話をするようにしましょう。
その理由については、日本年金機構のホームページ「国民年金保険料収納事業の民間競争入札実施要項について」より業務の概要(つまりバックスグループに委託する業務)より、その対象者が保険料滞納者であることが確認できるためです。
保険料滞納者(国民年金法第88条の規定により保険料を納付する義務を負う者であって、保険料を納付期限までに納付されていない者。ただし、日本年金機構から保険料滞納者として情報提供される者に限る。以下同じ。)すべてに対して、文書、電話及び戸別訪問による督励等、滞納者の特性に応じた様々な手法を用いて、国民年金制度の意義・役割、保険料納付義務への理解を促進し、滞納保険料の納付のみならず将来にわたる自主的な保険料納付に結びつけ、年金受給権の確保を図るものです。
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/shunoitaku/minkan-itaku/jissiyoko/20200813.html
一方で、バックスグループに対して業務を委託している概要から察するに「保険料滞納者」以外に対して用事はないということです。
このことから、年金保険料を滞納していない場合には08008087000を着信拒否にしても問題ないと判断できます。
08008087000の口コミ
08008087000の特徴的な口コミは「取り立て業務をしているという勘違い」です。
取り立て屋
https://www.telnavi.jp/phone/08008087000
https://www.jpnumber.com/freedial/numberinfo_0800_808_7000.html
途中で面倒な常用外単語を使って説明していたのは、まさにここでの解説があるためでもありました。
「督励」「勧奨」という点から取り立てではなく「年金を払ってください」というだけしか出来ないのです。
ちなみに去年の確定申告次第によっては、差し押さえに向かって郵便物が届きますので、実効的な取り立てについてはこれによって行われるでしょう。
その他の口コミコメントについて要約
08008087000からの督促電話は、国民年金保険料の未払いに関する連絡であると多くの口コミが指摘しています。この電話は、年金事務所が業務委託している「バックス」という会社からのものであることが多いようです。しかし、支払い済みであるにも関わらず連絡がくるケースや、着信拒否に設定しているにもかかわらず電話がかかってくる事例が報告されています。
また、電話に出た際には名前も名乗らず、個人情報を求めることから、詐欺ではないかと疑う声もあります。ただし、一部の口コミによれば、この電話は実際に年金の未納に関する正式な連絡であり、国民年金のウェブサイトにも掲載されている会社からのものであるとのことです。
年金未払いのデメリット
年金未払いのデメリットは大きく次の2つです。
- 資産を差し押さえされる
- 障害年金・遺族年金が取得出来ない可能性あり
障害年金・遺族年金の取得出来ない場合については、日本年金機構のホームページで説明があります。
未納のままにしておくと…
障害や死亡といった不慮の事態が発生すると、障害基礎年金・遺族基礎年金が受けられない場合があります。
・障害の場合は初診日(※)、死亡の場合は死亡日の月の前々月までの被保険者期間のうち、保険料納付済期間(保険料免除期間を含む)が3分の2未満の場合
・初診日または死亡日の月の前々月までの1年間に保険料の未納がある場合
は、障害基礎年金や遺族基礎年金が支給されません。
(※)初診日は、障害の原因となった病気やけがについて、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日になります。
老齢基礎年金を、将来的に受けられない場合があります。https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20150428.html
上の記述を見ると、確かに年金を未納のままにしておくことは望ましい状態ではないことが分かります。
一方で、年金の支払いに回すだけのお金がないのに督促されても困る事情があります。
年金を未納の状態で差し押さえまでのスケジュールはどのようになっているのでしょうか。
差し押さえまでの流れ
年金未納の差し押さえまでの流れについては、家に送られてくる封筒である程度把握可能です。
送られてくる郵便物 | 特徴 |
催告状 | 圧着はがき |
特別催告状:青 | 青色の封筒 |
特別催告状:黄色 | 黄色の封筒 |
特別催告状:赤 | 赤色の封筒 |
最終催告状 | 特別催告状と内容は変わらない |
督促状 | 延滞金の発生あり※ |
差押予告通知書 | 以後、差し押さえの強制執行 |
特別催告状については、次のような封筒で届き、上の表で説明したように信号機のように「青・黄色・赤」と差し押さえに向けて催告が行われます。
赤い封筒の特別催告状も同様の郵便物です。
また、これ以外にも年金事務所から封筒が届きますが、こちらのサイズはA3ほどとかなり大きいものになっています。
こちらの封筒は特別催告状同様に、未納期間が長くなることで封筒も派手になりますが、色は変わりません。
このように封筒の色や内容で差し押さえまでのスケジュールはある程度把握可能です。
最近年金の催促が厳しくなった?
実際に督促を受けて年金事務所に行ったときに、一定の年収がある人に対して差し押さえをするということで聞いています。
そのときの対象について「一定の年収・条件」が前年確定申告で300万円・未納期間7ヶ月でした。
2021年は未納者も多いことが予想されるために、もしかするとこの基準はさらに厳しくなっているのかもしれません。
失業などで支払いが困難な場合は支払額減免や猶予が出来る
失業などで支払いが困難な場合には、年金の支払い額について減額や免除、また支払い期間の猶予を申請することが出来ます。
所得や条件によって減免の対象者や対象額が異なりますが、申請することで支払い額が小さくなる可能性があるので、年金が未納の場合には手続きをしておくことをおすすめします。
年金支払いの減免や期間猶予など申請方法は以下の通りです。
申請先 | 市(区)役所・町村役場の国民年金担当窓口 |
方法 | 書類提出(郵送可能) |
申請書類 | 国民年金に関する手続きからダウンロード |
添付書類 | 年金手帳 または 基礎年金番号通知書※ |
問い合わせ先 | 近くの年金事務 |
※場合によっては「前年(または前々年)所得を証明する書類」「所得の申立書(所得についての税の申告を行っていない場合)」「雇用保険受給資格者証の写しまたは雇用保険被保険者離職票等の写し(雇用保険の被保険者であった方が失業等による申請を行う場合)」が必要
なお、詳しくは「日本年金機構の国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度ページ」を確認してください。
また、年金を払うと支払いや生活が出来ないという場合には、すでに家計が破綻している、または近いうちに破綻する可能性があります。
年金の減免は上の方法で行うことが出来ますが、あわせて借金も減額出来ないか確認してみるのをおすすめします。
月々の支払いが減るだけで生活は楽になります。
08008087000の応対まとめ
08008087000の応対については、保険料滞納者を対象としていることから保険料を払っているのに電話が掛かってきた場合は無視しても問題無いといえます。
これは日本年金機構のホームページ、業務の概要において委託業務の対象が保険料滞納者とあるためです。
また、年金を滞納している場合には08008087000に折り返し電話をしても問題はないですが、結局年金事務所に電話をすることになるため、以下に年金事務所の検索が出来るページを案内して終わります。
ちなみに「0800」は新しいフリーダイヤルの番号なので「080:携帯電話」とは違います。
08008087000に電話をしてもフリーダイヤルのために通話料は掛かりません。
以上、08008087000の応対に役立ててください。
■恥ずかしいことではない!借金減額は手軽に使える問題解決方法です!
途中でも話したように、身内の者が20年程前に借金減額を依頼して、なんとか生活を立て直しました。
借金減額で、「借金は4,578,289円から3,204,455円」に減り、「月の返済は10万円から5万円台」となりましたが、借金支払いが軽減したことに比べれば「カードが使えない」などのデメリットはたいして大きな問題ではありませんでした。
調子が良いときと悪いときがあるように、借金の支払計画が難しいものになってしまうことは、誰でも起こりえることです。
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